栄地区の店舗移転・閉店率は異常。(挨拶)
去年のガイドが役に立たん・・・。

そんな中、たどり着いたのがこちら。
まーたどり着いたっても、雑居ビルの地階、看板なし(いちお階段に表示はあるが・・・)と、「知ってなきゃ確実に入店まで至れない」店舗でした。いわゆるジャケ買いができない店。

※ストリートビュー見ると、地階への階段(2箇所ある)によっては看板も出てるっぽい。

テーブル、カウンター数席の狭い店内。
早速塩らぁめんを注文。ちなみにここは前払い制である。


塩らぁめん(750円)

スープの第一印象は「塩にしては味しっかりしてるなあ」でした。
んで麺。んー特に何の特徴もない・・・・。





が、しばらくすすった後でこのラーメンの本質にぶち当たる。

このラーメン、麺のためにスープがあるんじゃねえ・・・。
スープの為に麺がある!

麺とスープが調和している、というよりは、
うまいスープを頂くために他が黒子役に徹している。
麺ですらスープを飲み進めるための一つの具でしかない。

ここまでくると「これはラーメンと呼んでいいのか・・・?」と思ってしまうレベル。
汁料理といった方が正しいのかもしれない。
しかしこの一品、間違いなくうまい。
鶏、魚介を使った(カウンターに書いてあった)スープは塩辛さもなく、本当にすいすい飲み干せてしまえるシロモノ。いわゆる「ラーメンのスープ」ではなく、スープ料理としてのスープ。んーまあそれゆえにラーメン食いてーって時に来ると肩透かしを食う感があるかもしれぬ。


しっかしこんなアプローチがあったとはなー、こんな発見があるからやめられねーわー。


なお、まぜそばと二郎ラーメンもある模様。
個人的には醤油と、木金土限定の月替わりが気になるので、狙ってまた来ようかな。

退店時に、何かのラーメン誌で総合グランプリ受賞した盾が飾ってあった。
うん、それも納得できる味だわ。

住所:愛知県名古屋市中区栄2-5-1 宝第一ビル B1F


コメント

いぜっと@オルゾフ組
2013年8月11日0:44

>麺ですらスープを飲み進めるための一つの具でしかない。

この表現よくわかります。
似たような味になりがちな無化調系ラーメンの中で個性的な部分ですね。

ジリ貧
2013年8月11日22:02

あっさりしたー
くどくないー
控えめなー
上品なー

ってな感想だけに終わらなかったとこが、本当によかったと思う。

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