見た映画2016

2016年12月10日 映画
早いけど振り返る。


自薦ベスト5(順番は特に関係ない):
帰ってきたヒトラー
シン・ゴジラ
淵に立つ
デッドプール
この世界の片隅に

次点:君の名は

なんか・・・今年は万人に広くお勧めできる映画が多かった!気がする!
この中では淵に立つだけくっそ重いから見るなら覚悟して見よう。


そのほか見たの(順番は特に関係ない):
ザ・ギフト
ズートピア
ウォークラフト
ゴーストバスターズ
キング・オブ・エジプト
スーサイド・スクワッド
ガール・オン・ザ・トレイン
モンパルナスの灯(午前十時の映画祭枠)
シークレット・オブ・モンスター
傷物語1・2
ガラスの花と壊す世界
機動戦士ガンダムthe origin 3,4
聲の形
ザ・ウォーク
マネーモンスター
オデッセイ
ヘイトフルエイト
マイケルムーアの世界侵略のススメ
劇場版 selector destructed WIXOSS


んー今年は結構見たな。
来年も出来る限り見よう。


見れなかったので宿題:
アナザー
ルーム
レヴェナント
スポットライト 世紀のスクープ
高慢と偏見とゾンビ
葛城事件
カルテル・ランド
レジェンド 狂気の美学
パーフェクト・ルーム
ねむれ思い子 空のしとねに
レッドタートル

見たのもう3月だったか・・・。


【あらすじ】自己啓発的な。


予告編(TOHOのMOVIE CHECK何たら)で、
さんざフォレストガンプフォレストガンプ言われてたから観にいった。

うん、まあ・・・そんな感じ。
ぱっとしない主人公が、行動し世界に飛び込むことで様々な人に出会い、
見聞を深めていく物語でありんす。

とはいえ、この手の話って主人公のスペック高すぎですよねえ・・・
度胸だけでアフガン行ったりヒマラヤ登ったりできないって。
多分に自己啓発的な側面を含んだ映画なのだけれど、
僕たちはどうあがいてもウォルターミティやフォレストにはなれないのだ。

(いやだからこそ、せめて、行動だけは起こさなければならない)


逆にこの映画で好感が持てたのは、ヒロインと接点を持つに至った経緯。
世界を回った後でなく、まだぱっとしない男の主人公が単に声をかけるだけで・・・話を交わす程度の知り合いになれたってとこは良い。まだ救いがある。


フォレストガンプのがLIFE!より好きなんやけど。
だってね。本質的にぼっちなんですよ主人公。世界を回った後でも。

身元保証人にあの人を呼ぶとことかねえ・・・。
ベタでもヒロインを呼ぶ展開でよかったでしょ。
もしくは職場の同僚。あるいは家族。

まあここだけでなく、他にもまだある。
世界をまわっても、登録していたSNSでその感動を分かち合うこともない。
他人の言葉を待たずに急いて行動するあまり、トラブルにもなる。


結局、ウォルターの行動原理は何だったのか?
父の残したメッセージ「楽しめ」に突き動かされて世界をめぐり、事実、彼が人生を楽しんでいたのは間違いない。定期的に浸っていた妄想を忘れるほどに。

ただ自分が楽しいから、それだけだったのではないのか?

世界をめぐって様々な人と接していたが、
その実、彼は人と触れ合っていたといえるのか?

彼の世界に、他者はいたのか?
結局、リアルの彼の冒険も、妄想と本質的には同じではないか?


ラストシーンでウォルターの今後が伺える。
自分が楽しいから、で進む人生の限界を示したのではないのかと思う。


とまあいろいろ考えさせられたという意味ではいい映画なんでしょう。きっと。
フォレストガンプの方が好きだけど。
団長と見に行った。


映画の話をする前に。
ジリ貧は、原作昔話におけるかぐや姫が嫌いです。
物語の良否ではなく、キャラクターとして嫌いです。
なぜなら、彼女は主人公ポジでありながら何も選択しなかった人、に終わったからです。

美貌をもって生まれ、老夫婦に大切に育てられ、一挙に貴族から求婚された。
これね、自らそれを望み、行動しての結果であるならよかった。
でも実際、この結果は生まれもっての美しさとか、特殊な出自に起因する話なんで。
かぐや姫何もしてません。少なくとも、そういった描写はありません。

一躍スターになった彼女ですが、求婚を袖にしまくった後は、皮肉にも、自身の武器であった特殊な出自のせいで、月に帰ることになってしまう。うん何もしてねえなこれ。

他人から見りゃ、はかない運命背負った美人の話かもしれないけど、主人公でこれどうなのよ。鬼退治した奴や、亀助けた奴は自分なりに考え自ら行動してたんだよ?


さて。
映画に話を戻すと、そんなジリ貧でも、お。て思う内容になってます。
というのも、ここでは主体的に行動するかぐや姫が描かれているのです。
そう考えると、この映画が竹取物語でもかぐや姫でもなく、「かぐや姫の物語」というタイトルなのもしっくりきます。この作品は、主体性を持った存在であるかぐや姫、他ならぬ彼女自身の物語なんだよ、と。


映像作品としては素直にすごいと思う。
予告編を見た人ならわかると思うけど、あの絵で2時間半動かすんですよ。
はぁ~って感服します。

早速見てきた。


あらすじ:相反する方向の重力に引かれる2つの人種が存在する世界


「イヴの時間」の吉浦監督作品。


重力の方向が逆になって、空に落ちていく世界を妄想したことはあるか?
俺はある。他にもいると思う。


それをここまで練ってくるのはすごい。世界観がとてもいい。
空が忌まわしきものとする倫理観、そして構成される新たな秩序。
ジリ貧にメガテンを想起させたこのDARK-LAWな世界観が大変よろしくてよ!
二分化された世界の描写も、メガテン4っぽくてねえ・・・。


さておき。
テーマもわかりやすい。
「自分と異なる他者を容認するのか拒絶するのか」といたってシンプル。
姿かたちが同じなんだからなおさらですな。
ましてや、この世界では相手を支えないと一方が死んじゃうんで・・・。
相手を信頼しないといけないわけで・・・。



ただ、サブキャラの扱いが・・・。そこは惜しい。


吉浦監督は来年も作品上映予定。(wikiより)
期待してます。

思えば9-10月は結構見てたな・・・大体このペースで見れるといいね。
ということでまとめ。


・クロニクル
(あらすじ)ひょんなことから超能力に目覚めた高校生3人。

あらすじに反していわゆるヒーローものにはならない。
3人の内訳はリア充、中庸、カースト最下層のぼっち、ですし。

いやー・・・これはよかった。
このジャンルにしてハンディカム撮影ってとこも意外なんだけどうまいこと使ってました。
ビデオを宙に浮かす(と思わせる)シーンとかね。ほへーって思う。


・トランス
(あらすじ)ならずものと結託して絵画強奪したら消えていた

クライムサスペンスかと思ったらサイコサスペンスだった。
隙あらば鏡花水月をぶちかましてくる映画。
この手の映画は結構みたこともあり、うん、まあという感想。
燃え盛るシーンはキレイ。映画の動的な場面見るたび本当よく考えるなあと思う。


・パッション
(あらすじ)あるところにクソビッチがいました。

クソビッチへの怒りが高まっていくぅー!
・・・で、振り上げた拳の落としどころにあれれ?ってなる作品。
なんだこのもやもや感。話としてふらふらしてる気がする。
とりあえずこの映画の女性にろくなやつがいねえ。

アンタッチャブルの監督ってーんで期待したがこいつは微妙。
演出は時代を感じさせるものが多いので、そこだけは「ああ」って納得しました。
それってどうなのよ。


・オンザロード
(あらすじ)自分探しの旅はじめました

アメリカで(主に若者に)ヒットした小説の映画化。
これ、予備知識なしで見ちゃまずかったかなあ・・・。
原作未読で見たんだけど、とりあえず長いという印象。


・地獄でなぜ悪い
(あらすじ)俺の映画製作がヤクザと勘違いで修羅場すぎる

血みどろですが当の本人たちは幸せです。まさに地獄でなぜ悪い。
エンタテイメントって銘打たれてるのに違和感があったが、まあ見て納得。
肩の力抜いてみる映画。
園監督、冷たい熱帯魚見たばかりなのでもっと救いようのない話と思ってた。


・慕情
(あらすじ)二次大戦期の香港で出会った男女。

この手の滅多に見ないんだけどね。
午前10時の映画祭シリーズ・大脱走が面白かったので見た。
うーーーーーーーーんんん。んんんんって感じ。

あ?こーゆーのはカップルで見ることに意味がある?
爆ぜろリア充。


・小鳥遊六花・改
(あらすじ)テレビ版総集編。

冒頭に新規シーンもあるよ!
最後に二期へのつなぎもあるよ!


・あの花劇場版
(あらすじ)最終話から1年後の話。

総集編ではないけど新作、っていわれると微妙でもある。
総集編ベースにプラス、な。どの層向けに作ったんだろう。


・コードギアス2章
(あらすじ)戦争!裏切り!再会!中二!

1章よりは良い。1章がダメだったんだけど。
反逆キャラがあまり前に出てくるのはどうかと思うんだけど・・・。
前作次回予告にいたC2が出てきてない訴訟。
あと、1時間は短すぎませんか。


・スーサイドショップ
(あらすじ)人生に絶望し、自殺が流行する世界。しかしそこに・・・。

自殺グッズ販売店を経営するのが主人公一家。
まさにマッポーな世界観。サツバツ!
とはいえアニメなので表現はライトで重くなりすぎず。

すごく良かった!っていう訳でもないけどなかなか。
これ日本じゃ絶対作れないよなー、って感心してみてた。
何せ世界観はあれだけどテーマは人生賛歌なんですよ?


・叛逆の物語
(あらすじ)ほむらマギカ

すでに書いたがこれはいい。
スーサイドは毛色が違うとして、上記のアニメのどれよりも誠実でかつ面白い。
ファンサービス、ファンが見たいシーンも撮ってるよね、って話をddsさんから聞いて色々感じ入るところがあった。これに限らずそーゆー視点は持ってなかった。


今後

・サカサマのパテマ
イヴの時間の監督作品。見るっきゃねえ。

・グランドイリュージョン
クライムサスペンス?

・炎のランナー
午前10時の映画祭枠

・かぐや姫の物語
予告編見ると見たくなる。

・キャリー
救いがない系。たぶん。




ねたばれはない。



DDSさんといぜっと、えめてんの4人で見てきた。
いやー・・・いいね。実にいい。

ジリ貧は映画見に行く閾値が結構低い。即ぷらっと行く。
時に××の劇場版、続編、○○監督の新作・・・などといった点でタイトル買いするときはわりかし深く考えずに映画館行くし、事前情報も仕入れず特攻する人である。

そんなんだから特に期待もしてなかったんだけど、うんいやあいい意味で裏切られたわ。


ここ数ヶ月で映画館かなり行ったけど、アニメに関していうと最近劇場版多い割にほぼ総集編とか分割編成(しかも短時間なのにインターバル結構長い)ばっかじゃないですか。
その点、まどマギはスタッフの良心を感じる。1回で終わらせたし、そもそも2時間ってのがアニメにしては結構長いよね。映画見た!って感じる長さ。内容もしっかりしてるし。

終わらせた、って言ったけど視聴者突き放すような決着でもなかったし、
その後・その先を色々妄想したり補完できる〆だったってのも良い。
(もう一方的に終わらせました感が凄かった作品の例としてはエヴァ旧劇が挙がると思う)


その後なんやかんやで、喫茶店で語ってた。2時間くらいだったかな?
いやあよかったよかった。

見てきました。


面白かったです。
開始からグイグイひきつけてくれる映画。
大作洋画見るといつも思うんだがアクションシーン迫力すげーわー。
舞台とか構図とかね。
2時間半あるけど、テンポいいのでそこまで長さは感じません。
最後がちょっと冗長かなと思ったけど。


イヤーッ!グワーッ!で瞬く間に敵を打ち倒すジェームズ・ボンド=サンはスゴイ!
作中でロートル扱いされてるのに、なんだかんだでスゴウデエージェントであった。


面白かった映画なんですが、最後に一言だけ言わせてもらうと・・・
敵ボスがアレなのはまだいいとして・・・

何でババア推しなんだよ!
ナオミ=ハリスが主演女優じゃねーのかよ!

ボンドガール(笑)なんかいらんかったんや!
・・・なわけねーだろ!

ヱヴァQ

2012年11月19日 映画
見てきました。


筋書きから解放された物語。
破のように*展開を予測できないんで、終始ゆさぶられっぱなしである。
*アスカパイロット指名の結果とか、ビーストモードが勝つ見込みなさそうとか

・・・で、この話どこに着陸するんだ。


意味不明な最終回を突然提示されて、じゃあ完結は劇場でと告げられた作品もラストにやっぱりポカーンとなって(数年待たされた上で)・・・で新劇場版、という他にない作品とのつき合わされ方をしたせいか、何かエヴァって不思議なんだよなあ。(パチスロ屋のカベに、詳細なストーリー解説が本編より丁寧に提示されてたのは笑った)

しっかり完結はさせてほしいけど、終わってほしくないという思い。
数年後も、その先もエヴァがぽつぽつ出てほしい、という感じ。
今回の新劇場のように、また新たなる劇場版が出てほしい、と思う。

しかしそれはあくまで碇シンジの物語であって、
タイトルだけ借りたまったく新しい物語では駄目なのだ。

それって何か、じーさんばーさんが水戸黄門を毎シリーズ楽しみにしてたのと似てるよな、って思う。たぶん根っこは同じなのかもしれない。


これまでにあった筋書きを下敷きとし、展開を変えた破と、
下敷きとなる筋書きがないまま物語が進むQ。

どちらかというと、破の方に惹かれるのも、そこにあるのかもしれない。
新しい展開を望みつつ、あくまで下敷きとなる筋書きあっての改変、裏切りを好むのかもしれない。
俺が年寄りになったってことか?
まあ両作品の温度差が激しすぎるのも一因だろうけど。


なんだかんだで展開や設定についてあれこれ話しあうのが楽しい。
相変わらず過度な説明はしない作品で、思わせぶりな設定と用語にあふれているし。

あーもーやはりどうしようもなくやられちまってるな俺。
レイトショーで見た後DN更新するほどに。
I’m fuckin lovin’it!



以下、ネタバレは薄めた何か。






じ・・・・超展開すぎる。


相変わらずカヲル君はホモ臭くて、もーどーしよーもねーな!
腐女子歓喜すぎるwww


マリ「あたしが戦う理由ってなんだったっけ・・・」
まさかこのままうやむやにしてしまうのかー?


ピアノ予告編「間違ってなかったでしょ?ん?」(ドヤ顔)


次回予告の未完成感は仕方ないとして・・・
「ぶん回す」シーンも同じくらい手抜きだったような。
BDで修正するのか?


ゲンドウ「脱・婿養子キター!」
冬月「相変わらず尻に敷かれてるけどな」


新「・・・あれ?」
急「お前もこっち側に来たか」


次回作「俺なんて読むの?」
Q「未定って事だよ言わせんな恥ずかしい」


まー公開から一ヶ月くらいたってるけど・・・


(あらすじ)たけしが生きてました。


いや生きてましたって・・・お前・・・
前作綺麗に終わってたのになあと思いつつ見に行く。


群像劇だった前作と違ってたけし+αの復讐劇なので、ちょいカラーが違ってた。
が面白かったです、はい。


小難しい話は置いとくにしても暴力と謀略の渦巻く映画なので、

コラー!テメッコラー!
スッゾオラー!
ア、アイエエエ!アイエエエ!
といったマッポーの世が如きフジヤマ・ヤクザ・バイオレンス成分はバッチリだ!
コワイ!


怖いといえば西田敏行ですよ。釣りバカの人とは思えねえ!マジおっかねえ!
前作の北村総一朗にもそう感じたけど、やっぱプロの役者はスゴイ!



余談

この映画を素材にした上映前マナー講座が結構面白い。
「拳銃を取り出さないでください」は反則w

――それは木曜日の昼下がりに起こった。


「え、マルドゥックのレイトショーって今日で終わり?」
この事実を知ったジリ貧の脳内では化学反応がスパーク――眠っていた脳はいるべき場所、いるべき時間にそこにいることができるよう、仕事を速やかに終わらせるべく演算を開始した。


それでも眠かったからレッドブルの力を借りた。
自販機にレッドブルがあるって素敵!
でもレッドブルの需要がある職場ってのもちょっと考え物だゾ★

んで無事見れました。
やろうと思ったときには帰りがけにレイトショー見れるくらいのゆとりが欲しい。


何の事前情報もなくふらっと見たのが2年前。
こんなとこで終わらせるなよ!と毎回感じたこの作品もようやく完結。
今回もある意味そう思ったけどな!ちらっとでもいいから後日談ないのかよ!


バロットがかわいかったからまあ、いいか。



余談


エヴァQの予告編流れた。
例のピアノでした。流さなくていいだろこれ。

イナズマイレブンvsダンボールの予告編で盛大に吹いた。
LBXで容赦なく攻撃される観客席。
「世界が・・・消える・・・」
くっそwww笑わせんなよwww
マルドゥックに備えて集中してたのにwww

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索