前回の続き。
part3はこれで完結です。
翻訳元:
http://www.liquidhearth.com/forum/hearthstone/507910-whispers-of-the-old-gods-card-review-part-three
※ナーフ前の執筆です
※スタン構築の話しかしていません
Rating:4
パッと見はイカしてるけど、実際には機能するのが単純に遅すぎるね。
事実、ドラゴンデッキにはゲームが長引いて強くなる奴は必要ない、必要なのはゲームを長引かせてくれる奴さ。
最低限1ターンは生き延びさせなきゃ、6ターン目にプレイする甲斐がない。
能力を2回誘発できれば実に良いミニオンになるけど、それまでの苦労に見合っているとは思えないね。
Playable:レノメイジ
Rating:6
ヨグ=サロン自身と同じように機能すると考えても、大体の場合おいしい思いができるね。
Trump※は状況別に呪文の結果一覧を作ってコイツを評価している、ほとんどの呪文は事実、そう悪くないよ。
とは言ったが、テンポメイジには下僕よりイセリアルの召術士やアジュア・ドレイクの方がよりうまくいくだろう。だから、5マナ域はかなり混雑しているんだな。
※訳注:ハースストーンの有名プレイヤー
彼の作った一覧はこちら
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ZwHFPPdZaa8UqmlPm1KqY47gTIvqy5932JTWEAlRjrY/edit#gid=0
Playable:クトゥーンデッキ
Rating:保留
とても妥当なスタッツを持つ更なるクトゥーンシナジーカードだ。
しかしコイツの欠点は、パワーが7ってことだ。修正されないなら大物ハンターに倒されるかどうかのラインだ※編注:ナーフで除去対象が変更されなかったので横線
ナーフされなかったら、10マナミニオンが増加する環境において大物ハンターが人気のカードとなるのは間違いないだろう。
もう1つの欠点はそのコストだ。というのも、このマナ域のミニオンには普通、即効性のある効果が望まれるものだ。
Playable:挑発ドルイド
Rating:5
コイツは評価するのが結構難しい、今までこんなタイプのミニオンがいなかったからね。
まず、アグロデッキへの盾とするには悠長すぎる。
9ターン目には君はもう死んでいるか、盤面は取り返しのつかないことになっているからな。
それゆえ、遅いデッキがミッドレンジに対しての防壁としてソゴスを使うことになる。
この能力はウルダマンの番人かアルダーの平和の番人、沈黙しか弱点はない。
しかし多くの優良断末魔がスタン落ちするので、環境から単純に沈黙は少なくなるだろう。
挑発ミニオンはパワーより体力が高い方が望ましいし、能力は高い体力とばっちり噛み合っている。
Rating:2
死亡誘発でようやく役立つって類のカードはロクなもんじゃない。
特に、ブギーモンスターは自分自身がアタッカーにならなきゃいけないんだから尚更だね。
盤面を圧倒的に支配してるってわけでもなきゃ、コイツが役立つなんてことはありえない。
そんなケースでも、もっといい奴が8マナ域にはいっぱいいるさ。
Playable:断末魔シャーマン、断末魔ハンター
Rating:6
ネルビアンの卵と同じコンセプトを引き継ぐ一方、大きな利点が失われてしまっている。
5ターン目の5/5は、2‐3ターン目の4/4と比べると少しパッとしないね。
コストが重くなったせいで、沈黙には一層弱くなってもいる。
コイツは、炎の舌のトーテムやアルガスの守護者を運用したシャーマンで使われるかもな。
そうすれば、この1/1ミニオンを有用なものとし、相手に処理を迫れるからね。
また、ヴォラズィやフフランを擁するプリーストやハンターとシナジーを持つカードでもある。
Rating:4
もう1体の劣化ヴァリアン・リンだ。※
スタッツはヴァリアンより大きくなったが、瞬間的なアド差は補填できていないし――やや劣化ヴァリアンになるのにさえ、少なくとも1ターン生き延びなきゃならない。
その目論見を外さんとする強力な除去が多いメタゲームにおいて、生き残れるとはとても思えないね。
※訳注:竜王デスウィングが同様の評価を1体目として下されています(part3-C参照)
Playable:コントロールウォーリアー
Rating:5
Redditの誰かが、この旧神の機能をはかる驚きのシミュレーターを作ってくれた。
(https://www.reddit.com/r/hearthstone/comments/4e22la/new_host_yoggsaron_simulator_actually_simulates/)
効果はぶっとんでランダムで、君を速やかに始末する可能性もあるが、呪文の数が多ければムラも少なくなるだろう。
ヨグ=サロンの最大の欠点は、プレイするまでの猶予があまり残されていないってことだ。
ありったけ呪文を唱えてからこの旧神を召喚したいとこだけど、能力で疲労死しうる前にプレイしなきゃいけない。
これも書いておこう。ヨグはフリーズメイジには入らないだろうね。
なぜなら君のターンにアイスブロックは君を守っちゃくれないからだ。
part4に続きます。
次回以降はフルスポ・ナーフ後の記事となります。
part3はこれで完結です。
翻訳元:
http://www.liquidhearth.com/forum/hearthstone/507910-whispers-of-the-old-gods-card-review-part-three
※ナーフ前の執筆です
※スタン構築の話しかしていません
鱗の悪夢
6/2/8 中立
自分のターン開始時、このミニオンの攻撃力を2倍にする。
Rating:4
パッと見はイカしてるけど、実際には機能するのが単純に遅すぎるね。
事実、ドラゴンデッキにはゲームが長引いて強くなる奴は必要ない、必要なのはゲームを長引かせてくれる奴さ。
最低限1ターンは生き延びさせなきゃ、6ターン目にプレイする甲斐がない。
能力を2回誘発できれば実に良いミニオンになるけど、それまでの苦労に見合っているとは思えないね。
ヨグ=サロンの下僕
5/5/4 中立
雄叫び:コスト5以下のランダムな呪文1つを使用する(対象はランダムに選ばれる)
Playable:レノメイジ
Rating:6
ヨグ=サロン自身と同じように機能すると考えても、大体の場合おいしい思いができるね。
Trump※は状況別に呪文の結果一覧を作ってコイツを評価している、ほとんどの呪文は事実、そう悪くないよ。
とは言ったが、テンポメイジには下僕よりイセリアルの召術士やアジュア・ドレイクの方がよりうまくいくだろう。だから、5マナ域はかなり混雑しているんだな。
※訳注:ハースストーンの有名プレイヤー
彼の作った一覧はこちら
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ZwHFPPdZaa8UqmlPm1KqY47gTIvqy5932JTWEAlRjrY/edit#gid=0
スケラムの狂信者
6/7/6 中立
雄叫び:自分のクトゥーンに+2/+2を付与する(居場所は問わない)。
Playable:クトゥーンデッキ
Rating:保留
とても妥当なスタッツを持つ更なるクトゥーンシナジーカードだ。
しかしコイツの欠点は、パワーが7ってことだ。
ナーフされなかったら、10マナミニオンが増加する環境において大物ハンターが人気のカードとなるのは間違いないだろう。
もう1つの欠点はそのコストだ。というのも、このマナ域のミニオンには普通、即効性のある効果が望まれるものだ。
這いよるものソゴス
9/5/9 中立
挑発
呪文とヒーローパワーの対象にならない
Playable:挑発ドルイド
Rating:5
コイツは評価するのが結構難しい、今までこんなタイプのミニオンがいなかったからね。
まず、アグロデッキへの盾とするには悠長すぎる。
9ターン目には君はもう死んでいるか、盤面は取り返しのつかないことになっているからな。
それゆえ、遅いデッキがミッドレンジに対しての防壁としてソゴスを使うことになる。
この能力はウルダマンの番人かアルダーの平和の番人、沈黙しか弱点はない。
しかし多くの優良断末魔がスタン落ちするので、環境から単純に沈黙は少なくなるだろう。
挑発ミニオンはパワーより体力が高い方が望ましいし、能力は高い体力とばっちり噛み合っている。
ブギーモンスター
8/6/7 中立
このミニオンの攻撃でミニオンが死亡した時+2/+2を獲得する。
Rating:2
死亡誘発でようやく役立つって類のカードはロクなもんじゃない。
特に、ブギーモンスターは自分自身がアタッカーにならなきゃいけないんだから尚更だね。
盤面を圧倒的に支配してるってわけでもなきゃ、コイツが役立つなんてことはありえない。
そんなケースでも、もっといい奴が8マナ域にはいっぱいいるさ。
黄昏の槌の召喚士
4/1/1 中立
断末魔:5/5の無貌の破壊者を1体召喚する。
Playable:断末魔シャーマン、断末魔ハンター
Rating:6
ネルビアンの卵と同じコンセプトを引き継ぐ一方、大きな利点が失われてしまっている。
5ターン目の5/5は、2‐3ターン目の4/4と比べると少しパッとしないね。
コストが重くなったせいで、沈黙には一層弱くなってもいる。
コイツは、炎の舌のトーテムやアルガスの守護者を運用したシャーマンで使われるかもな。
そうすれば、この1/1ミニオンを有用なものとし、相手に処理を迫れるからね。
また、ヴォラズィやフフランを擁するプリーストやハンターとシナジーを持つカードでもある。
放たれし激昂、ヤシャラージュ
10/10/10 中立
自分のターンの終了時、自分のデッキからミニオン1体を戦場に置く。
Rating:4
もう1体の劣化ヴァリアン・リンだ。※
スタッツはヴァリアンより大きくなったが、瞬間的なアド差は補填できていないし――やや劣化ヴァリアンになるのにさえ、少なくとも1ターン生き延びなきゃならない。
その目論見を外さんとする強力な除去が多いメタゲームにおいて、生き残れるとはとても思えないね。
※訳注:竜王デスウィングが同様の評価を1体目として下されています(part3-C参照)
希望の終焉、ヨグ=サロン
10/7/5 中立
雄叫び:この対戦中に自分が呪文を使用した回数分、ランダムな呪文を使用する(対象はランダムに選ばれる)
Playable:コントロールウォーリアー
Rating:5
Redditの誰かが、この旧神の機能をはかる驚きのシミュレーターを作ってくれた。
(https://www.reddit.com/r/hearthstone/comments/4e22la/new_host_yoggsaron_simulator_actually_simulates/)
効果はぶっとんでランダムで、君を速やかに始末する可能性もあるが、呪文の数が多ければムラも少なくなるだろう。
ヨグ=サロンの最大の欠点は、プレイするまでの猶予があまり残されていないってことだ。
ありったけ呪文を唱えてからこの旧神を召喚したいとこだけど、能力で疲労死しうる前にプレイしなきゃいけない。
これも書いておこう。ヨグはフリーズメイジには入らないだろうね。
なぜなら君のターンにアイスブロックは君を守っちゃくれないからだ。
part4に続きます。
次回以降はフルスポ・ナーフ後の記事となります。
コメント
> ウルダマンの番人かアルダーの平和の番人、沈黙しか弱点はない。
黒騎士「せやな」
・・・かどうかは定かではないですが。
黒騎士、以前では全然見なかったのに。
環境の変化ってのは面白いもんです。