前回の続き。
原文：
http://www.channelfireball.com/articles/eldritch-moon-limited-set-review-green/
Rating:1.0
俺は白パートで鉄大工の浄化を次のように評価した。
コイツは鉄大工の浄化より著しく良い、だけど評価はほとんど同じくらいだね。
メインデッキには入れることなかれ、だけど1枚サイドインするのはアリだ。
Rating:1.5
SOIx3環境ならコイツに胸躍らせたことだろう、狼男を変身させるために瞬速生物を採用できるからね。
残念なことに、異界月で狼男の変身過程は一新され、巣紡ぎはその助けとなってはくれない。
額面の性能だけでは、やや低めのレシオだから概して胸ときめくもんじゃないな。
異界月で青白スピリットは強力なアーキタイプに見えるから役には立ちそうだね、特に遅めの緑デッキでは。
単なる穴埋め要員で、巣網から見張るものよりは基本的に劣るカードだ。
Rating:2.5
異界月で唯一ディフェンシブな狼男だ。
表面はそこそこの性能だが、防御向けの能力だ。
ひとたび変身すれば、戦場を大きく支配できる生物と化し、適切な状況で使えば相手にチャンプブロックを強制する。
緑のビッグマナデッキでは完璧に噛み合う生物だ。
ディフェンシブな生物を活用できるし、裏面に変身するマナもためられるからね。
Rating:2.5
リミテじゃマナクリは好きだね。
しかも終盤でデカい脅威に変身できるとくれば、相当ワクワクする。
かなり高めのピックが求められるカードで、ほぼいつだってメインに入る。
孤独な狩人のようなデカい狼男をより早くプレイするのは、ゲームで先行する良い手段だ。
Rating:3.0
強力なカードで、ゲームを制するか、2対1交換をとれる見込みがかなりある。
だけど、バウンスや月銀の拘束のようなオーラには気をつけろよ。
本環境の緑はデカい生物の色だから、自身以外の生物でもしょちゅう能力を起動するだろう。
残念なことに、俺は集合した頭目に下したのと同じ批評をしなけりゃいけない。
高速環境ゆえに6マナの生物は優良ではなく、ケッシグの不吉な豚でもほぼ同じことができるってことだ。
コイツはいつでもデッキに入る強力なカードだけど、1パック目開封時での観察を望むようなレアではないよ。
Rating:1.5
狼男に使う場合のみ効果的な優良バットリだ。
上手くいけば戦闘で相手を打ち取りつつ、まずまずの生物をデカブツに変身することができる――変身が永続的であれ準永続的なものであれ――さらにトランプルダメージも稼げるんだ。
実に素晴らしいけど、こうなるためには結構下準備が必要だ。
7人の狼男を揃えたとしても、満ちゆく月より先に入れたいカードがあるだろうね。
Rating:1.0
狼族の絆にはマジで魅力を感じない。
君の3/3が5/5になって相手のブロッカーを突破できるなら、そんときゃまあいいカードさ。
だけど、単に平均レベルの5マナ生物をデッキに入れた方が良いと思うね。
プレイスタックで除去やバウンスを食らうリスクを抱えているから、カードパワーはかなり低い。
Rating:1.5
デッキに入りうるカードだろうね。
あらゆる除去から生物を確実に守ってくれる、コストが重くなった巨大化だ。
つまり、かなり並のバットリで、高めにピックする必要はないよ。
だけど、速攻デッキではよくプレイすることになるだろうな。
Rating:1.5
3マナ3/2は並のカードだ、コイツはさらに能力がついている。
問題なのは、低タフネスの生物に警戒が付いていても、攻撃の後に生還できないってことだ。
たとえ生き残っても、返しのターンで頼もしいブロッカーとはいかないだろう。
まさに俺が穴埋めと定義するカードだ。
SOIじゃ、緑は俺が大好きな色の1つだった。
だけど、異界月の緑にはそこまで胸がときめかないな。
捕食は良いカードだけど、狂気の一噛みには劣る。
辺境林の生存者、ウルヴェンワルドに囚われしもの、血茨はまずまずだね。
だけど、前のセットの驚異的な狼男の軍団には及ばないよ。
緑のコモンはカードパワーが低いけど、少なくともアンコモンでちょっとだけは埋め合わせしている。ソンバーワルドの牡鹿と直接射撃が緑の超戦力となることを期待したいね。
緑における最大の疑問点は、現出メカニズムがどれほど良いものになるのか、ってことだ。忌まわしい群れの存在が、喜んでこれを軸にして構築するほどに強力なカードなら、異界月で緑が他の色と同じくらい良いってことになるね。
もしそうじゃなかったら、ほぼ最弱の色ってことになるだろう。
原文：
http://www.channelfireball.com/articles/eldritch-moon-limited-set-review-green/
春の賢者の儀式
{3}{G}
インスタント
アーティファクト１つかエンチャント１つを対象とし、それを破壊する。あなたは４点のライフを得る。
Rating:1.0
俺は白パートで鉄大工の浄化を次のように評価した。
メインにコイツを入れようとするなかれ。
しかしこのリミテッド環境ではアーティファクトやエンチャントが結構見受けられるから、もしメインに入れざるを得なかったとしても、全くの役立たずとまではいかないだろうね。
まして、サイドボード要員としては手堅いやつだよ。
コイツは鉄大工の浄化より著しく良い、だけど評価はほとんど同じくらいだね。
メインデッキには入れることなかれ、だけど1枚サイドインするのはアリだ。
敏捷な巣紡ぎ
{3}{G}
クリーチャー ― 蜘蛛
2/3
瞬速（あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。）
到達（このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。）
Rating:1.5
SOIx3環境ならコイツに胸躍らせたことだろう、狼男を変身させるために瞬速生物を採用できるからね。
残念なことに、異界月で狼男の変身過程は一新され、巣紡ぎはその助けとなってはくれない。
額面の性能だけでは、やや低めのレシオだから概して胸ときめくもんじゃないな。
異界月で青白スピリットは強力なアーキタイプに見えるから役には立ちそうだね、特に遅めの緑デッキでは。
単なる穴埋め要員で、巣網から見張るものよりは基本的に劣るカードだ。
絡み爪の人狼
{2}{G}{G}
クリーチャー ― 狼男・ホラー
2/4
各戦闘で、絡み爪の人狼は、追加で１体のクリーチャーをブロックできる。
{6}{G}：絡み爪の人狼を変身させる。
/////繊維質の絡み屋
クリーチャー ― エルドラージ・狼男
4/6
警戒
繊維質の絡み屋は、可能ならブロックされなければならない。
各戦闘で、繊維質の絡み屋は、追加で１体のクリーチャーをブロックできる。
Rating:2.5
異界月で唯一ディフェンシブな狼男だ。
表面はそこそこの性能だが、防御向けの能力だ。
ひとたび変身すれば、戦場を大きく支配できる生物と化し、適切な状況で使えば相手にチャンプブロックを強制する。
緑のビッグマナデッキでは完璧に噛み合う生物だ。
ディフェンシブな生物を活用できるし、裏面に変身するマナもためられるからね。
ウルヴェンワルドに囚われしもの
{1}{G}
クリーチャー ― 狼男・ホラー
1/2
防衛
{T}：あなたのマナ・プールに{G}を加える。
{5}{G}{G}：ウルヴェンワルドに囚われしものを変身させる。
/////ウルヴェンワルドの忌まわしきもの
（マナ・コストは存在しません）
クリーチャー ― エルドラージ・狼男
4/6
{T}：あなたのマナ・プールに{C}{C}を加える。
Rating:2.5
リミテじゃマナクリは好きだね。
しかも終盤でデカい脅威に変身できるとくれば、相当ワクワクする。
かなり高めのピックが求められるカードで、ほぼいつだってメインに入る。
孤独な狩人のようなデカい狼男をより早くプレイするのは、ゲームで先行する良い手段だ。
ウルヴェンワルドの観察者
{4}{G}{G}
クリーチャー ― ツリーフォーク
6/6
あなたがコントロールするタフネスが４以上のクリーチャーが１体死亡するたび、カードを１枚引く。
Rating:3.0
強力なカードで、ゲームを制するか、2対1交換をとれる見込みがかなりある。
だけど、バウンスや月銀の拘束のようなオーラには気をつけろよ。
本環境の緑はデカい生物の色だから、自身以外の生物でもしょちゅう能力を起動するだろう。
残念なことに、俺は集合した頭目に下したのと同じ批評をしなけりゃいけない。
高速環境ゆえに6マナの生物は優良ではなく、ケッシグの不吉な豚でもほぼ同じことができるってことだ。
コイツはいつでもデッキに入る強力なカードだけど、1パック目開封時での観察を望むようなレアではないよ。
満ちゆく月
{1}{G}
インスタント
あなたがコントロールする狼男最大１体を対象とし、それを変身させる。
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを得る。
Rating:1.5
狼男に使う場合のみ効果的な優良バットリだ。
上手くいけば戦闘で相手を打ち取りつつ、まずまずの生物をデカブツに変身することができる――変身が永続的であれ準永続的なものであれ――さらにトランプルダメージも稼げるんだ。
実に素晴らしいけど、こうなるためには結構下準備が必要だ。
7人の狼男を揃えたとしても、満ちゆく月より先に入れたいカードがあるだろうね。
狼族の絆
{4}{G}
エンチャント ― オーラ
エンチャント（クリーチャー）
狼族の絆が戦場に出たとき、緑の２/２の狼・クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
エンチャントされているクリーチャーは＋２/＋２の修整を受ける。
Rating:1.0
狼族の絆にはマジで魅力を感じない。
君の3/3が5/5になって相手のブロッカーを突破できるなら、そんときゃまあいいカードさ。
だけど、単に平均レベルの5マナ生物をデッキに入れた方が良いと思うね。
プレイスタックで除去やバウンスを食らうリスクを抱えているから、カードパワーはかなり低い。
木こりの気概
{2}{G}
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋３/＋３の修整を受けるとともに呪禁を得る。（それはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。）
Rating:1.5
デッキに入りうるカードだろうね。
あらゆる除去から生物を確実に守ってくれる、コストが重くなった巨大化だ。
つまり、かなり並のバットリで、高めにピックする必要はないよ。
だけど、速攻デッキではよくプレイすることになるだろうな。
森林の巡回者
{2}{G}
クリーチャー ― 人間・スカウト
3/2
警戒
Rating:1.5
3マナ3/2は並のカードだ、コイツはさらに能力がついている。
問題なのは、低タフネスの生物に警戒が付いていても、攻撃の後に生還できないってことだ。
たとえ生き残っても、返しのターンで頼もしいブロッカーとはいかないだろう。
まさに俺が穴埋めと定義するカードだ。
緑のコモントップ5
1：捕食
2：辺境林の生存者
3：ウルヴェンワルドに囚われしもの
4：血茨
5：過去との取り組み
SOIじゃ、緑は俺が大好きな色の1つだった。
だけど、異界月の緑にはそこまで胸がときめかないな。
捕食は良いカードだけど、狂気の一噛みには劣る。
辺境林の生存者、ウルヴェンワルドに囚われしもの、血茨はまずまずだね。
だけど、前のセットの驚異的な狼男の軍団には及ばないよ。
緑のコモンはカードパワーが低いけど、少なくともアンコモンでちょっとだけは埋め合わせしている。ソンバーワルドの牡鹿と直接射撃が緑の超戦力となることを期待したいね。
緑における最大の疑問点は、現出メカニズムがどれほど良いものになるのか、ってことだ。忌まわしい群れの存在が、喜んでこれを軸にして構築するほどに強力なカードなら、異界月で緑が他の色と同じくらい良いってことになるね。
もしそうじゃなかったら、ほぼ最弱の色ってことになるだろう。
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