無色（アーティファクト除く）編です。
あと２回で完結かな・・・。
原文：
http://www.channelfireball.com/articles/eldritch-moon-limited-set-review-colorless-lands-and-gold/
※緑編で挙げたエルドラージにまた触れていますが、文面は同じです
Rating:2.5
俺は現出がすこぶる気に入っている。
マジックの新カードを評価する際の一般的なルールとして、重いスペルを軽く唱えさせてくれるものは何であれ、大いに注目する価値があるね。
速やかにデカブツを場に出して相手に回答がなければ、現出で容易く勝つことができる。
リミテッドじゃ、お手軽イージーウィンできるのは重要だよ。
だけど現出の対価としてカードアドバンテージを失っていることに気を付けてくれ。
カードを2枚（手札のエルドラージと戦場の生物だ）を使った結果、戦場に1体新たに生物が残ることになるんだ。
もし相手が除去やバウンスといった回答を持っていたら、アドバンテージを失うリスクがある。
甚だしい大口は、現出生物に俺が期待するほどの強さを持ってはいない。
カードアドバンテージを失ってまでプレイするからには、戦場へ即座に大きく影響するものでありたいね。だけど、コイツはそこまでのタマじゃないんだ。
とはいったものの、6点のライフ差は君に猶予を与えてくれるし、すぐさまひどい展開に陥ることはまずない。
黒デッキなら喜んで採用するだろうと思うほどには、カードパワーは高いね。
Rating:4.5
10マナはめちゃ重いから、現出コストを払えるデッキでしか関心を持つべきではない。
プレイすればたちまちゲームに勝つこと間違いなし、ってカードだね。
現出経由から6-7ターン目にプレイして即勝利、ってパターンがかなりあると思う。
盤面がぐだって、単純にコイツを引いてゲームに勝つのを待つばかり、って展開はもっと多いだろうね。
とどのつまり、コイツは踏み荒らしより明らかに優れているように見える。
古くからリミテでぶっ壊れカードの指標になっていた、あのバーランより、だ。
ウキウキして初手取りしちゃうね。
Rating:3.0
8ターン目を迎えた時、相手に手札がないことはしょっちゅうありそうだ。
よって現出できないデッキではつまらないカードなので、他のエルドラージを入れよう。
現出コストでより早く唱えられれば、より強力なものとなりうるよ。
相手の除去呪文を落とせるとわかっていれば、こういう生物のために盤面を犠牲にするのも悪くない。
相手のハンドから1枚しか破棄できないものとして、コイツを見積もるべきだよ。
5ターン目ですら、実際2枚落とせる確率は比較的低いものとなるだろう。
結局のところ、黒なら喜んで採用するカードに見えるけど、まさにボムってわけではない。
とは言ったけど、ちょっと対戦相手によるね。遅いコントロールデッキにはめちゃくちゃ強力だよ。
現出界では大したことないパワーとタフネスだけど、戦場に出る前に手札から破棄させることで、他の現出生物を処理することに優れているんだ。
Rating:2.5
1ターン限りの呪禁という風変りな一節のおかげで、地上アタッカーを間違いなく不意打ちできる。
5/7を戦闘で倒せるヤツはほとんどいないし、相手はビヒモスを倒すインスタントのバウンスや除去を使うことができないんだ。
価値が保証されたこのアクションを、現出で生物をサクってやってのける。
かなり手堅い生物だと思うね。
Rating:4.0
ほぼ勝ちの状況なら、エンド時に相手のブロッカーをタップして普通はゲームに勝てるだろう。
負けそうなときでも、戦闘でアタッカーを不意打ちし、あるいは1ターン「濃霧」することができる（だけど残念なことに、同時に両方はできない）
多様な状況で役立つってのは、まさに俺が重いカードに求めるものだ、そして深海鬼は高いコストに見合ったカードだと思うよ。
コイツはあらゆるパーマネント（土地含め）をタップできることにも気を付けてくれ、
土地を縛れば、相手が何をできて何ができないのかを正確に知ることができる、安全で簡単な戦闘ステップを切り開けるんだぜ。
青デッキなら現出で唱えられる、ってところが高評価の理由だ。
だけど、素で唱えても十分プレイアブルという点は、他の現出生物と一線を画していると思うよ。
もちろん、白赤速攻デッキじゃ何であれ8マナの呪文はお呼びじゃない。
遅い黒緑昂揚デッキでプレイするってなら、すんなり理解できるけどね。
Rating:3.0
いざ唱えられるという時には、おそらく8～10マナくらいですむことだろう。
そして、唱えればゲームにほぼ勝ちそうだね。
通れば勝ちだが、ここまで膨大なマナを費やしたい、というデッキはほぼいない、が少しはいる。
自分のライブラリーを削るデッキを組めば、昂揚を早期に達成しやすくなる。
だけど、エムラクールを運用する上でより重要な戦略は、終盤まで生き延びることを約束する遅いデッキを組むことだ。
これなら現実に8マナ以上引き出すこともできるだろう。
もし初手にエムラクールを見たら、ピックして彼女に寄せた構築をするのもアリだと思うよ。
もっとも、代わりに除去や軽い優良カードを初手とするのもアリだな。アグロデッキに渡りをつけるためにね。
Rating:2.0
実用面において、ほぼ無色のネシアンの狩猟者だ。
墓地からコイツを追放できないから（するのは難しい）、能力は少しデメリットとなる。
なぜって、相手により多くの選択肢を与えてしまうからね。
いつでも戦場に復帰することができる。
だけど、相手はテンポをとるべくインスタントやソーサリーを使うかもしれないし、あるいは、繰り返し対象にとれるパーマネントを持っているかもしれない。
つまり、ドラフトで高くピックするカードではないよ。
Rating:2.5
わずか2体しかいない、コモン現出生物の1つだ。
俺は気に入ったよ。即座に戦場へ大きな影響を与えるところが気に入った。
何をサクろうが昆虫トークン２体を伴って置き換わる、とてもお得感のある4/4の生物ともとれるね。
これだけでも強いのだけど、「現出バリュー」（邪悪の使者のような）を考慮に入れるなら、比較的早めにピックする価値のあるカードだね。
Rating:3.0
現出コストが多色な分、コイツをうまく使うのはちょっとだけ難しくなる。
しかしカードパワーは依然として本物だ。盤面へ速やかに大きな影響を与えてくれる。
現出コストで唱えたとしても、君だけカードアドバンテージを失うことにはならないだろう。
Rating:2.5
本リミテ環境にはアーティファクトもエンチャントも多いから、自然もどきをプレイすれば結構な割合で何かを破壊できるだろう。
ぶっ壊したのがまともなパーマネントなら、コイツは素晴らしいカードとなるだろうな。
もしそういかなくとも、まあぼちぼちってとこだが、重いバニラになっちまう。
メインに投入したいけど、相手がアーティファクトもエンチャントも入れておらず、現出でコンボも決められないなら、サイドアウトするのが妥当だろうね。
Rating:3.5
レアを除けば、俺のお気に入り現出生物だ。
墓地からスペルを回収できるから、現出でサクった生物の埋め合わせはできている。
現出のおかげでかなりプレイしやすく、コイツと回収した呪文を同じターンに唱えることも無理な話ではない。
カードアドバンテージに柔軟性、そしてデカブツ。
俺が大好きなそれらを、船沈めを唱えればみんないっぺんに獲得できるんだぜ。
シールドデッキではなおのこと強力だから、欲しくなるね。
Rating:3.0
コイツは熟考漂いじゃないよ。
だけどサイズをより大きく調整した熟考漂いと言えるんじゃないかな！
あらゆる青いデッキに投入される良カードに見えるし、青を使わない遅めのデッキに入ることもあるだろう。
実用的観点から、「青」の最強コモンの1つになるかもしれない。
歓喜する信者や悟った狂人との組み合わせは、恐らく異界月リミテッドで青デッキが欲する、欠かせないシナジーの1つになるだろうね。
あと２回で完結かな・・・。
原文：
http://www.channelfireball.com/articles/eldritch-moon-limited-set-review-colorless-lands-and-gold/
Ratings Scale
リミテッド殿堂入り: 群れネズミ、梅澤の十手
5.0: そのセットにおける最強。(大天使アヴァシン、死の宿敵、ソリン)
4.5: ぶっ飛んだボム、しかし対処できないわけではない。(ギトラグの怪物、罪人への急襲、秘密の解明者ジェイス、アヴァシンの裁き)
4.0: 良レア、トップアンコモン。(内部着火、悪魔の遊び場、神出鬼没の拷問者)
3.5: トップコモン、強力なアンコモン。(薄暮見の徴募兵、首折れ路の乗り手、癇しゃく)
3.0: 大いにプレイしがいがある、基本的にいつでも役立つ。(墓モグラ、不屈の聖戦士、薄暮のニブリス)
2.5: そこそこ役に立つ、デッキに入らないことはめったにない。(ネファリアの月ドレイク、嵐乗りの霊、灰と化す)
2.0: 良い穴埋め要因、時々デッキから抜ける。(邪悪の暴露、鼓舞する隊長、セルホフの明かり灯し)
1.5: 数合わせ。 50％くらいでデッキから抜ける。 (分かれ道、既決殺人犯、戦闘的な審問官)
1.0: できれば入れたくない。大体の場合デッキに入らない。(黴墓のゴミあさり、吸血鬼の貴族、海墓のスカーヴ)
0.5: かなり使い物にならない。サイドボード要員。 (侵襲手術、天上からの導き、武器庫の開放)
0.0: まったくもって使えない。 (嵐の活用、突沸の器）
※緑編で挙げたエルドラージにまた触れていますが、文面は同じです
甚だしい大口
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・ヒル
6/4
現出{6}{B}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが甚だしい大口を唱えたとき、対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーは３点のライフを失い、あなたは３点のライフを得る。
Rating:2.5
俺は現出がすこぶる気に入っている。
マジックの新カードを評価する際の一般的なルールとして、重いスペルを軽く唱えさせてくれるものは何であれ、大いに注目する価値があるね。
速やかにデカブツを場に出して相手に回答がなければ、現出で容易く勝つことができる。
リミテッドじゃ、お手軽イージーウィンできるのは重要だよ。
だけど現出の対価としてカードアドバンテージを失っていることに気を付けてくれ。
カードを2枚（手札のエルドラージと戦場の生物だ）を使った結果、戦場に1体新たに生物が残ることになるんだ。
もし相手が除去やバウンスといった回答を持っていたら、アドバンテージを失うリスクがある。
甚だしい大口は、現出生物に俺が期待するほどの強さを持ってはいない。
カードアドバンテージを失ってまでプレイするからには、戦場へ即座に大きく影響するものでありたいね。だけど、コイツはそこまでのタマじゃないんだ。
とはいったものの、6点のライフ差は君に猶予を与えてくれるし、すぐさまひどい展開に陥ることはまずない。
黒デッキなら喜んで採用するだろうと思うほどには、カードパワーは高いね。
州民を滅ぼすもの
{10}
クリーチャー ― エルドラージ・猪
7/7
現出{6}{G}{G}{G}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが州民を滅ぼすものを唱えたとき、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは＋２/＋２の修整を受けるとともにトランプルを得る。
トランプル、速攻
Rating:4.5
10マナはめちゃ重いから、現出コストを払えるデッキでしか関心を持つべきではない。
プレイすればたちまちゲームに勝つこと間違いなし、ってカードだね。
現出経由から6-7ターン目にプレイして即勝利、ってパターンがかなりあると思う。
盤面がぐだって、単純にコイツを引いてゲームに勝つのを待つばかり、って展開はもっと多いだろうね。
とどのつまり、コイツは踏み荒らしより明らかに優れているように見える。
古くからリミテでぶっ壊れカードの指標になっていた、あのバーランより、だ。
ウキウキして初手取りしちゃうね。
膨らんだ意識曲げ
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・昆虫
5/5
現出{5}{B}{B}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが膨らんだ意識曲げを唱えたとき、対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から、点数で見たマナ・コストが３以下の土地でないカード１枚と、点数で見たマナ・コストが４以上のカード１枚を選ぶ。そのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。
Rating:3.0
8ターン目を迎えた時、相手に手札がないことはしょっちゅうありそうだ。
よって現出できないデッキではつまらないカードなので、他のエルドラージを入れよう。
現出コストでより早く唱えられれば、より強力なものとなりうるよ。
相手の除去呪文を落とせるとわかっていれば、こういう生物のために盤面を犠牲にするのも悪くない。
相手のハンドから1枚しか破棄できないものとして、コイツを見積もるべきだよ。
5ターン目ですら、実際2枚落とせる確率は比較的低いものとなるだろう。
結局のところ、黒なら喜んで採用するカードに見えるけど、まさにボムってわけではない。
とは言ったけど、ちょっと対戦相手によるね。遅いコントロールデッキにはめちゃくちゃ強力だよ。
現出界では大したことないパワーとタフネスだけど、戦場に出る前に手札から破棄させることで、他の現出生物を処理することに優れているんだ。
溺墓のビヒモス
{9}
クリーチャー ― エルドラージ・カニ
5/7
瞬速（あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。）
現出{7}{U}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
溺墓のビヒモスは、これがこのターンに戦場に出たのであるかぎり呪禁を持つ。
Rating:2.5
1ターン限りの呪禁という風変りな一節のおかげで、地上アタッカーを間違いなく不意打ちできる。
5/7を戦闘で倒せるヤツはほとんどいないし、相手はビヒモスを倒すインスタントのバウンスや除去を使うことができないんだ。
価値が保証されたこのアクションを、現出で生物をサクってやってのける。
かなり手堅い生物だと思うね。
老いたる深海鬼
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・タコ
5/6
瞬速
現出{5}{U}{U}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが老いたる深海鬼を唱えたとき、パーマネント最大４つを対象とし、それらをタップする。
Rating:4.0
ほぼ勝ちの状況なら、エンド時に相手のブロッカーをタップして普通はゲームに勝てるだろう。
負けそうなときでも、戦闘でアタッカーを不意打ちし、あるいは1ターン「濃霧」することができる（だけど残念なことに、同時に両方はできない）
多様な状況で役立つってのは、まさに俺が重いカードに求めるものだ、そして深海鬼は高いコストに見合ったカードだと思うよ。
コイツはあらゆるパーマネント（土地含め）をタップできることにも気を付けてくれ、
土地を縛れば、相手が何をできて何ができないのかを正確に知ることができる、安全で簡単な戦闘ステップを切り開けるんだぜ。
青デッキなら現出で唱えられる、ってところが高評価の理由だ。
だけど、素で唱えても十分プレイアブルという点は、他の現出生物と一線を画していると思うよ。
もちろん、白赤速攻デッキじゃ何であれ8マナの呪文はお呼びじゃない。
遅い黒緑昂揚デッキでプレイするってなら、すんなり理解できるけどね。
約束された終末、エムラクール
{13}
伝説のクリーチャー ― エルドラージ
13/13
約束された終末、エムラクールを唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるカードに含まれるカード・タイプ１種類につき{1}少なくなる。
あなたが約束された終末、エムラクールを唱えたとき、対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーの次のターンの間、あなたはそのプレイヤーのコントロールを得る。そのターンに続いて、そのプレイヤーは追加の１ターンを得る。
飛行、トランプル、プロテクション（インスタント）
Rating:3.0
いざ唱えられるという時には、おそらく8～10マナくらいですむことだろう。
そして、唱えればゲームにほぼ勝ちそうだね。
通れば勝ちだが、ここまで膨大なマナを費やしたい、というデッキはほぼいない、が少しはいる。
自分のライブラリーを削るデッキを組めば、昂揚を早期に達成しやすくなる。
だけど、エムラクールを運用する上でより重要な戦略は、終盤まで生き延びることを約束する遅いデッキを組むことだ。
これなら現実に8マナ以上引き出すこともできるだろう。
もし初手にエムラクールを見たら、ピックして彼女に寄せた構築をするのもアリだと思うよ。
もっとも、代わりに除去や軽い優良カードを初手とするのもアリだな。アグロデッキに渡りをつけるためにね。
永遠の災い魔
{3}
クリーチャー ― エルドラージ・ホラー
3/3
あなたは追放領域から永遠の災い魔を唱えてもよい。
永遠の災い魔が対戦相手がコントロールする呪文か能力の対象になったとき、永遠の災い魔を追放する。
Rating:2.0
実用面において、ほぼ無色のネシアンの狩猟者だ。
墓地からコイツを追放できないから（するのは難しい）、能力は少しデメリットとなる。
なぜって、相手により多くの選択肢を与えてしまうからね。
いつでも戦場に復帰することができる。
だけど、相手はテンポをとるべくインスタントやソーサリーを使うかもしれないし、あるいは、繰り返し対象にとれるパーマネントを持っているかもしれない。
つまり、ドラフトで高くピックするカードではないよ。
忌まわしい群れの存在
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・昆虫
4/4
現出{6}{G}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが忌まわしい群れの存在を唱えたとき、緑の１/１の昆虫・クリーチャー・トークンを２体戦場に出す。
Rating:2.5
わずか2体しかいない、コモン現出生物の1つだ。
俺は気に入ったよ。即座に戦場へ大きな影響を与えるところが気に入った。
何をサクろうが昆虫トークン２体を伴って置き換わる、とてもお得感のある4/4の生物ともとれるね。
これだけでも強いのだけど、「現出バリュー」（邪悪の使者のような）を考慮に入れるなら、比較的早めにピックする価値のあるカードだね。
絡み草の闇潜み
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・ホラー
5/4
現出{5}{G}{U}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが絡み草の闇潜みを唱えたとき、土地でないパーマネント１つを対象とする。あなたはそれをオーナーのライブラリーの一番上に置いてもよい。
Rating:3.0
現出コストが多色な分、コイツをうまく使うのはちょっとだけ難しくなる。
しかしカードパワーは依然として本物だ。盤面へ速やかに大きな影響を与えてくれる。
現出コストで唱えたとしても、君だけカードアドバンテージを失うことにはならないだろう。
自然もどき
{9}
クリーチャー ― エルドラージ・ビースト
6/5
現出{7}{G}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが自然もどきを唱えたとき、アーティファクト１つかエンチャント１つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。
Rating:2.5
本リミテ環境にはアーティファクトもエンチャントも多いから、自然もどきをプレイすれば結構な割合で何かを破壊できるだろう。
ぶっ壊したのがまともなパーマネントなら、コイツは素晴らしいカードとなるだろうな。
もしそういかなくとも、まあぼちぼちってとこだが、重いバニラになっちまう。
メインに投入したいけど、相手がアーティファクトもエンチャントも入れておらず、現出でコンボも決められないなら、サイドアウトするのが妥当だろうね。
厄介な船沈め
{8}
クリーチャー ― エルドラージ・カニ
4/5
現出{6}{U}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが厄介な船沈めを唱えたとき、あなたの墓地からインスタント・カード１枚かソーサリー・カード１枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
Rating:3.5
レアを除けば、俺のお気に入り現出生物だ。
墓地からスペルを回収できるから、現出でサクった生物の埋め合わせはできている。
現出のおかげでかなりプレイしやすく、コイツと回収した呪文を同じターンに唱えることも無理な話ではない。
カードアドバンテージに柔軟性、そしてデカブツ。
俺が大好きなそれらを、船沈めを唱えればみんないっぺんに獲得できるんだぜ。
シールドデッキではなおのこと強力だから、欲しくなるね。
不憫なグリフ
{7}
クリーチャー ― エルドラージ・ヒポグリフ
3/4
現出{5}{U}（あなたはこの呪文を、クリーチャー１体を生け贄に捧げるとともに{X}だけ減らした現出コストを支払って唱えてもよい。Ｘはそのクリーチャーの点数で見たマナ・コストに等しい。）
あなたが不憫なグリフを唱えたとき、カードを１枚引く。
飛行
Rating:3.0
コイツは熟考漂いじゃないよ。
だけどサイズをより大きく調整した熟考漂いと言えるんじゃないかな！
あらゆる青いデッキに投入される良カードに見えるし、青を使わない遅めのデッキに入ることもあるだろう。
実用的観点から、「青」の最強コモンの1つになるかもしれない。
歓喜する信者や悟った狂人との組み合わせは、恐らく異界月リミテッドで青デッキが欲する、欠かせないシナジーの1つになるだろうね。
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