【HS】翻訳・最終的にぶっ壊れになるかもしれない5枚のカード(後)
【HS】翻訳・最終的にぶっ壊れになるかもしれない5枚のカード(後)
【HS】翻訳・最終的にぶっ壊れになるかもしれない5枚のカード(後)
ウンゴロおもしれーーー!

で、前回の続き。

原文:http://www.pcgamer.com/5-cards-from-hearthstones-journey-to-ungoro-that-might-end-up-being-broken/


③ビタータイド・ハイドラ
5/8/8 獣 中立
このミニオンがダメージを受ける度、自分のヒーローに3ダメージを与える。

5/8/8だ。5マナ、8/8、なんだぜ。
こんなのフェル・リーバー以来だね。スタンダードで長きにわたって使われ、アグロドルイドの可能性を開いたアイツだ。
だけど、ハイドラがアグドルをメタに返り咲かせるには大きな障害がある。
全ては海賊ウォーリアーがメタ外になるかどうかにかかっているんだ、ン=ゾスの一等航海士にパッチーズといった連中の劇的な展開にハイドラは競り負けてしまうからね。
しかし、もっとミッドレンジないしコントロール寄りのメタになれば、このどでけえスタッツは多くの顔面を砕いてくれることだろう。

アグロドルイドが最もしっくりきそうだ、フェル・リーヴァ―が最終的にそうなったようにね。
練気でより早くコイツを盤面に叩きつけられれば、とんでもなく速いクロックを刻み始める。そして獣属性ゆえに、ビーストドルイドとの相性もばっちりだ。このアーキタイプは、ここ数回の拡張でゲーム中にアドを稼げるよう強化されている。もっとも、ハイドラは楽なゲームをさせてくれる代わりに、顔面にダメージを飛ばしてくるけどね。

また、ハンターはあの話題になったクエストを使わない構築が最強ではないかと考えられている。そして、覆面の女ハンター登場以降まともに機能するようになった、秘策ベースのミッドレンジへと単に回帰する、と。
ここにおいても、ハイドラはぎこちなかった5マナ域の動きを完璧に埋めてくれるな。



④猛毒の仕込み
コスト3 呪文 ローグ専用
自分の武器に猛毒を付与する。

これが為に千刃乱舞はナーフされたのか?
またも、プロたちの意見は分かれている――Admirableと俺は、このカードについてかなり広く議論を交わした。
彼は、デカブツを処理するのに体力を払いすぎてしまうと感じていた。
俺は、体力をテンポに変換するのはまさにローグの十八番だと思うね。
ローグはもうクラーケン年の終盤にテンポ/アグロ方向へ手を伸ばしており、このカードは最終的に、ここ数年さほど主流でなかったスタイルへローグが回帰する転換点となるかもしれない。

テンポローグはハースストーン史上、俺のお気に入りのアーキタイプの1つだ。
ローグはテンポを制して勝つための手段に長けている。だけど、身を護る手段がないから常に綱渡りになる。
ここへ更なるぶっとんだテンポカードが加わって、他のデッキはヴァリーラの火力の前につぶされてしまうかもね。
付け加えると、千刃乱舞とのコンボは盤面一掃を意味する。(猛毒が付与されているから)
しかしこれをもってしてもなお、現在の痛ましい姿になった千刃乱舞を搭載する理由にはまだ足りないだろう。効果的に作用するマッチアップの1つが翡翠ドルイドで、ローグにとっては既にお客さんなんだよね。

※訳注:千刃乱舞を使っての即死コンボはできません。
検証動画→https://www.youtube.com/watch?v=K-P5nW23DbE
ここの4番目。



⑤ウェイゲート開放
コスト1 呪文 メイジ専用
クエスト:自分のデッキに入っていなかった呪文を6つ使用する。
報酬: 時間湾曲(コスト5 呪文 追加ターンを得る)

古くから、カードゲームにおいてこの手の効果はほぼいつもぶっ壊れだ。
相手がどうすることもできずにただ見てるだけって中、追加のターンを得る。
ぶっちゃけた話、ド汚ねえチート野郎のやり口だな。サイコーだぜ!

2次アニメに傾倒した日本産ハースストーン、シャドウバースにおいて、追加ターンを得る超越ウィッチは長きにわたりtier0であったし、現在もかなり支配的なデッキだ。
コイツはHSで言えば時間湾曲に魔力の巨人、そしてあまたのメイジ除去、という効果的なカードに着目したデッキである。

MtgじゃTime Walkはとんでもない「パワー9」の一角だ。
パワー9ってのは史上最もぶっ壊れているレベルのカード群で、いまでは最も愉快なフォーマットを除き禁止されている。

さて、時間湾曲がHSでも王座に君臨するにはいくつかの障害がある。
メイジのクエストデッキにおける、第一の勝ちパターンは次の通りだ。
時間湾曲を打ったターンに魔力の巨人x2を投下し、追加ターンにアレクストラーザと続けて16ダメージでゲームを終わらせる。
問題は、実際にデッキを構築しようとすれば、すぐにカードスロットが枯渇するってことだ。フリーズメイジが用いたグダらせるカード、除去にドローにアイスブロックを詰め込めばたちまち、カバル教団の魔導書やマナ束縛、おしゃべりな本etcといったクエスト達成に必要なパーツのためのスペースはなくなってしまう。
言うまでもなく、それらのカードのほとんどは正直な話、単純に良くないもんだ。

とはいえ、このことを覚えておいてくれ。
次の、或いはその次の拡張というタイミングでなかったとしても、結局のところ時間湾曲はゲームを支配してしまうだろうよ。


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湾曲とプテロダックスは早速結果出しましたね。
他のカードも日の目を見るんでしょうか。

いま、構築環境がめちゃめちゃ楽しい。

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